突然ですが、ダイエットをするために、一生懸命筋トレをしていませんか?
「基礎代謝を上げるために、筋肉が必要だから、腹筋しています」
「大きい筋肉を動かすといいと聞いたもので、スクワットしてます」
「でも、全然痩せないんです」
その気持ちとってもわかります。
実は、筋肉はただ増やせば痩せるというわけではないのです。
ここでは、そんな意外なダイエットの新事実についてお伝えしていきます
体幹とインナーマッスルが代謝を上げる
大きな筋肉を鍛えるためにスクワットをするのが、ダイエットの常識ですよね。もちろん、それは間違いではありません。しかし、運動で消費するエネルギーは、せいぜい、平均で300キロカロリー。それに対して、日常生活で使うカロリーは1000キロカロリーと言われています。この日常で使う筋肉を有効に鍛えるというのが、盲点であり、意外に効果があるダイエット方法になります。具体的には、インナーマッスルや体幹など、姿勢をきれいに保つための筋肉になります。
特に体幹ですが、表層の体幹の筋肉を鍛えるにはプランクが有効です。
深層の体幹の筋肉は、バランスが必要となる、バランスボールやヨガなどを取り入れると良いでしょう。
また、大きく腹式呼吸や胸式呼吸を意識的に行うことで、横隔膜付近の筋肉は無意識に浅い呼吸をするときよりも格段に使われます。ややこしい運動は苦手という方は、定期的にお腹の動きを意識した深呼吸をしましょう。
前腿のハリ
足の見た目が大きく横や前に張っていて、タイトなパンツは入らない、という人は、脂肪ではなく、筋肉のつき方によって太ってしまっていると考えられます。
脂肪を減らしつつ、同時に余分な筋肉を削ぎ落としていくことで、理想の足のラインは手に入りやすくなります。
前腿のハリは、前重心になりすぎていることが原因です。前に突き出ているのを、グッと前腿で踏ん張るので、筋肉が本来必要な分よりも発達してしまっている状態です。
重心を確認して、かかと重心で、頭を上にひっぱられるようなイメージで立つことを意識づけるだけで、みるみる足のラインが変わってくるはずです。
また、以下のエクササイズもおすすめです。
カエル足エクササイズが効く!
寝たままできる効果的な「カエル足エクササイズ」を紹介します。
①寝転がってかかとをそろえて足を立てます。かかとをくっつけたまま膝を開閉します。
②かかとをつけ、膝を開いた状態で、腰を持ち上げ上下させます。
普段使っていない腿の内側や後ろ側、付け根に効くのを実感できると思います。
終わりに
運動による消費カロリー以外にも目を向けることで、ダイエットは無理なく進めることができます。また、さまざまな角度からダイエットにアプローチすることで、成功の確率も高まります。ぜひ参考にして見てください。