※写真はフリー素材を使用し、イメージです。
フケとは?種類と症状
フケとは、頭皮の角質が剥がれ落ちたものです。
通常は目立たない程度に自然に剥がれ落ちますが、ターンオーバーが乱れたり、皮脂の分泌が過剰になったりすると、フケが目立つようになります。
フケには大きく2種類あります。
乾性フケ
乾燥によって頭皮のターンオーバーが乱れ、小さな白いフケが大量に発生します。
乾燥した季節や、洗浄力の強いシャンプーを使用している場合に起こりやすいです。
症状
● 小さく白いフケが大量に発生する
● 頭皮が乾燥する
● かゆみを感じにくい
脂性フケ
皮脂の分泌が過剰になり、頭皮がベタつき、黄色いフケが発生します。
脂漏性皮膚炎が原因の場合も多く、かゆみやかゆみを引き起こすことがあります。
症状
● 黄色いフケが発生する
● 頭皮がベタつく
● かゆみやかゆみを感じる
フケの原因
フケの原因は様々ですが、主な原因は以下のとおりです。
乾燥
乾燥は、頭皮のターンオーバーを乱し、フケの発生を増加させます。
冬場の乾燥した季節や、エアコンの風が直接当たる場所にいると、頭皮が乾燥しやすくなります。
皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌が過剰になると、頭皮がベタつき、フケが固まりやすくなります。
脂性肌の方や、ストレス過多の方、食生活の乱れがある方は、皮脂の分泌が過剰になりやすいです。
マラセチア菌の増殖
マラセチア菌は、頭皮に常在する菌です。
通常は問題ありませんが、増殖するとフケの原因になることがあります。
シャンプーの洗い残し
シャンプーの洗い残しがあると、皮脂や汚れが頭皮に残ることがあります。
フケの種類と症状
フケは、発生量や色、頭皮の状態などによって、さらに細かく分類することができます。
乾性フケ
● 小さく白いフケが大量に発生する
● 頭皮が乾燥する
● かゆみを感じにくい
脂性フケ
● 黄色いフケが発生する
● 頭皮がベタつく
● かゆみやかゆみを感じる
混合型フケ
乾性フケと脂性フケの両方の症状が現れる
かゆみのあるフケ
頭皮が乾燥したり、炎症を起こしたりすることで、かゆみを感じるフケ
大きなフケ
頭皮のターンオーバーが乱れ、角質が厚く剥がれ落ちたフケ
※写真はフリー素材を使用し、イメージです。
フケのセルフケア
フケのセルフケアとしては、以下の方法が有効です。
生活習慣の改善
● 十分な睡眠をとる
● ストレスを溜めない
● バランスの良い食生活を心がける
● 水分を十分に摂る
シャンプーの見直し
● 頭皮に合ったシャンプーを使用する
● 洗い残しがないように丁寧に洗う
● 洗い後はしっかりと頭皮を乾かす
頭皮の保湿
● 洗髪後、頭皮用の保湿剤を使用する
● オイルマッサージを行う
フケが改善しない場合は医療機関へ
フケがセルフケアで改善しない場合は、脂漏性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患が原因であ
る可能性があります。
早めに医療機関を受診しましょう。